【福岡・粗大ごみ】洗濯機・テレビの処分前に確認！家電リサイクル法とは？ | 福岡の粗大ごみ回収・処分

福岡で粗大ごみの回収を依頼する場合、不適切な処理によるトラブルを避けるなら家電リサイクル法について把握しておくことは重要なポイントです。洗濯機・テレビなどは家電リサイクル法の対象品目です。

家電リサイクル法について

2001年4月に家電リサイクル法が施行されたことにより、一般家庭や企業で不要となったごみを出す際にはリサイクル料が課せられます。それまで家電製品は金属などの一部は回収するものの、多くはそのまま埋め立てられていました。しかし、家電製品には鉄・アルミ・ガラスなどの有用な資源が多く含まれており、また、廃埋立地が減少してきたことを受け、リサイクルの必要性が高まったのです。

使用済みの家電製品をリサイクルするための仕組みとして施行されて以降、リサイクル率は全国で高まっており、福岡県では21.3％のごみをリサイクルしています。（2013年時点）

処分の手順

家電リサイクル法に準じて、家電製品は下記の手順で処分されます。

・STEP1：対象品目を確認

洗濯機・衣類乾燥機、テレビ（ブラウン管・液晶・プラズマ）、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫の4つが定められています。

洗濯機・衣類乾燥機は、2,500～3,500円程度が家電リサイクル料金としてかかります。全自動洗濯機・洗濯乾燥機・2槽式洗濯機など、一般家庭で使用されるもの以外でも、プールなどにある脱水機、コインランドリーの洗濯機・乾燥機なども対象です。ただし、業務用などは対象外になります。

テレビはサイズ・機能によって異なりますが、1,500～5,000円程度です。ブラウン管・液晶・プラズマだけでなく、ラジカセとの一体型、チューナー分離型も対象です。一方、ディスプレイモニター、プロジェクションテレビなどの業務用、ワンセグ・車載用テレビなどは対象外になります。

エアコンの場合、家電リサイクル料金は以下が主流です。

一般家庭で使用されるもの以外に、壁掛け・床置きのセパレート型、マルチエアコンなどが対象です。また、室外機も併せて対象になります。しかし、業務用の天井吊り下げ型・埋め込み型などは対象外です。

冷蔵庫・冷凍庫の場合、170Lを境に家電リサイクル料金が分かれます。

ワインセラー・保冷庫なども対象です。一方、業務用の保冷庫、ホテル用の課金システム冷蔵庫などは対象外になるため注意が必要です。

・STEP2：回収方法を確認

新しい製品に買い替える場合、販売店によって引き取り方法がそれぞれ異なるため、直接問い合わせましょう。一方、処分のみの場合は購入した販売店に依頼します。購入店が不明のときは、市区町村が案内する方法に沿って進めていきます。

・STEP3：回収してもらう

回収を依頼した場合、指定した日時に不用品回収業者が訪問します。業者から渡される家電リサイクル券に必要事項を記入します。その後、必ず家電リサイクル券の控えをもらいます。

家電リサイクル法の対象品目は市区町村では回収できないため、不用品回収業者に依頼することが重要です。注意点としては、許可を得ていない業者には引き渡さないことです。家庭からの家電を回収するには、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物収集運搬業の許可、もしくは市町村の委託が必要です。無許可の業者に依頼すると、高額費用を請求される、不法投棄・不適正処理・不適正な管理などにつながる可能性があるため、必ず許可を得た業者に依頼してください。

洗濯機やテレビなどは家電リサイクル法に即した処分が必要です。粗大ごみや洗濯機・テレビなどの回収を依頼したいときは、アークル福岡までご相談ください。あらゆる粗大ごみ・不用品の回収に対応しており、自治体によっては粗大ごみとして処分できないものも回収可能です。

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